TOWN PLANNING COMMITTEE

まちづくり委員会

一般社団法人日光青年会議所2019年度 委員会活動方針

まちづくり委員会委員長 狐塚修

委員会スローガン100年先まで愛します 輝き続けるNIKKOのために

【委員長所信】

私たちの住み暮らすこの日光市は、全国3番目の広大な面積を有し、各地域にそれぞれの歴史や文化があり、各々の発展を遂げてきました。世界遺産「日光の社寺」や「日光杉並木街道」、「足尾銅山」などの貴重な歴史的・文化遺産を有しており、それ以外にも地の利を活かした農産物、食料品、歴史を背景とした伝統工業など数々の魅力を持ち、訪れる人達を魅了しています。全国市町村別の魅力度ランキングでは、栃木県内では1位、そして全国11位という結果が示すことから、全国の人からも魅力的なまちという評価を得ています。しかし、日光市に住み暮らす市民が自信を持って誇れるまちという想いを持っているかといえば、そういう想いを持たれている方は少ない気がします。

私自身、高校卒業まで日光市で生活しており当時の故郷の印象は、田舎で何もなくて寒いまち、早くここから出たいと思っており、あまり日光市というものを好きではありませんでした。一度、故郷を離れてみると望郷の念にかられ、自己を形成したこの日光の何気ない風景やそこに暮らす人々への想いというものが色濃くあるのだなということに気づかされました。修行を終え、日光に帰り家業である造園業に従事してからは、多くの人々がここで生活し経済を支えているということを実感し、自分の会社や従業員、家族が安心して暮らせるまちへの想いというものが少しづつ芽生えていきました。縁あって日光青年会議所に入会し、活動を続けていくうちに、日光市の様々な側面に触れることで、改めてこの日光への想いというものが強くなり、地域の課題やまちの未来に対して、より良くしたい、アクションを起こしたいという気持ちの高まりを、何かの行動で示すしかないという想いに強く駆りたてられています。

現状の日光市とこれからの地域社会を見据えた時に、今までの状況とは異なる中で、いかに地域が持続可能な発展を遂げていくべきかということを考えていかねばなりません。このまちで生まれ育った人も、また、他の土地から移り住んできた人もこの土地で生活していくためには、この土地をより良くしていくという考えを持っていただく必要があると考えます。そのための運動をおこすのは、私たち青年会議所の使命です。自分達が住み、自分達を育んでくれる土地を愛し、感謝する心、そういった愛を地域に波及させることが重要です。地域愛の醸成がまちの発展に繋がり、これまで以上に郷土の恩恵をうけることが市民の幸せな生活になると考えます。人間は社会的動物であり、社会の一員として自己の能力を発揮することで、よりよい社会が形成され、ひいては自らもよき生を送ることができると考えます。地域社会は愛情がなければ、維持していくことは出来ません。愛というのは、知識ではなく、心であると考えます。心は動かされることで育まれます。人と人とがつながること、営みを共有することで、心は動かされ、愛が醸成されていくものだと考えます。このまちを良くしたいと考え話し合い助け合う。このような地域愛に溢れた市民を一人でも多く増やすことが日光市の持続的な発展に必要だと考えます。

そこで、本年は日光市に対する愛の醸成に繋がるアクションを起こしていきます。一つ目として、現在の強みでもある観光資源や豊かな自然、歴史や伝統文化などの資源に磨きをかけ発信し、それ以外にも可能性を秘めている資源に焦点をあて、日光ならではの新たな強み、新しい価値を持った資源の魅力を高め、市内外の人にさらに愛着を持ってもらうことで、移住定住促進や起業・雇用の創出に繋がるように努めます。二つ目は世界遺産を持つ行政であるという強みを市民が「自信」や「誇り」とする意識を高めることです。そうすることで既存の強みはさらに価値を高め、地域への愛着心が育まれ、市民の活力向上につながると考えます。さらに多くの人を巻き込み、国内のみならず国外に魅力を発信することで、さらなる交流人口の増加、市民の連動による地域への波及、地域の活性化を産み出していくような事業を実施してまいります。三つ目は市民の政治に対する意識改革です。愛されるまちの形成に政治は密接に関わっています。しかし近年の選挙投票率を見ると回を重ねるごとに投票率が下がっているのが現状であり、市民にとって政治への関わりが薄く縁遠いものになっていると言えます。政治に関してなぜ無関心なのか、なぜ興味を持てないのかといった部分を掘り下げて検証することが必要ではないかと考えます。誰もが暮らしやすい、より良いまちにしていくためには、市民一人一人が住み暮らす地域に愛着を持ち、自分事として関心をもつことが必要だと考えます。政治と市民の関わり方をわかりやすく伝え、政治に関心を持ってもらうことで、多くの市民が地域をより良くしていこうという機運を高め、地域の課題解決に繋がるよう事業を実施します。

結びになりますが、私たちが今年一年行う活動は100年後の未来の100分の1の小さな活動に過ぎず、その頃に私は居ません。だからこそ、この時代に出来ることを責任世代として自覚をもって行動してまいります。3世代先のまちや人々の表情が今よりもさらに明るく、日光の紅葉のように色鮮やかな彩りをみせていることを目標に、私たちJCだからこそできるまちづくりを全力で行ってまいります。日光をさらに輝かせるため、青年としての英知と勇気とほとばしるほどの熱い情熱を溢れんばかりに注ぎ込み、一年間邁進してまいりますのでよろしくお願いいたします。

【委員会事業計画】

  1. 市民の政治参画意識向上に繋がる事業の実施(4月)
  2. 栃木県議会議員選挙において有権者に対し公平に候補者の考えを伝えることを目的とした事業の実施(4月)
  3. 日光愛をより高める新たな価値の創造に向けた事業の実施(9月)
  4. ライトアップNIKKO実行委員会の運営
  5. 観光発展のコンテンツに結びつける事業の実施[ライトアップNIKKO2019](11月)

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